ドクターNとKの診療室 - はしもとおもちゃ病院2

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ドクターNとKの診療室

ぬいぐるみに加速度センサーが 2013.6.8  

添付画像 添付画像  今回お預かりしたのは「ぽっちゃま」というお喋りぬいぐるみです。ぽちゃっというような表現を多用するおもちゃで、症状はしゃべらないというものです。

 電源を入れ、手を握ると喋るはずなんですがとのこと。まあ、たいがいスピーカーなんかの断線でしょう。ということで開いてみました。あまりよくない線材を使っていたようで、手のひらのスイッチ、スピーカの線ともに切れています。ぬいぐるみの修理はこの状態まで来るのが大変なんです。苦手です。

 この日は3個目の修理で時間切れとなり、お預かりしました。自宅で仮に線を繋いでみると、ちゃんと喋ります。スピーカーは大丈夫。内部を見ますと、本体の回路基盤とは別に少し上にICが1個乗った基盤があります。これ、実は加速度センサーです。要は、手を握るとか(これはスイッチ)、ぬいぐるみ自体をゆするとか、たたくとか、落とすとかするとその動きに応じた喋りをするわけです。3軸のセンサーなので、上下、左右、前後の動きを察知して喋り分けることができるようになっています。なかなか凝ったおもちゃです。

 線は付けましたが、さて中に戻すのが大変。苦手です。



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