ドクターNとKの診療室 - はしもとおもちゃ病院2

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ドクターNとKの診療室

トークボックス 2014.2.23

添付画像
 冬枯れですかね。ほとんどお客さんが来ない日でした。閉院間際においでになった方がお持ちになったおもちゃ。うちでのこづちみたいな形・・でもないですが、これで絵本を押さえると英語をしゃべるそうなのです。牛だと「カウ」、馬だと「ホース」という具合です。
 今はダメなのですが、押さえ方によってたまに音が出るという、接触不良的な状況。

 お預かりして拝見しました。外国製です。分解するとセンサーが外れていました。それなら付け直せばいい。写真のようにピンが12本。2列になっています。イメージセンサーで絵本の微細な網点パターンを読んで絵の箇所を判断しているらしいのです。

 ところが、取り付ける方向が判らない。完全に取れてしまっていて、もとの位置が不明なのです。2列のピンは、180度回転させると同じように取り付け可能なのです。形としては・・です。困りました、反対の方向だと、最悪の場合、電流が逆に流れてセンサーが壊れます。3日ほど眺めて考えたら思いつきました。照明用のLEDも入っています。この極性を調べて、本体との整合性を確認するという方法です。うまくいきました。半田付けをし直してスイッチを入れ、絵本に当てると、ばんばんしゃべり出しました。

 高そうな製品なのに半田付けはお粗末でした。ちょっと丁半ばくちの気分でした。

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