赤外線リモコンの恐竜です。故障自体は単純で、電池の液漏れによる極板と配線の腐食でした。単3を8本も使っているので極板もたくさんありますが、しかたが無い。不思議なのはこの8本が直列では無く、4本+4本の並列接続だったことです。たぶん消費電流の関係でしょうが、これこそアンバランスな電池を入れたりすると命取りです。
分解するとへんな鉄片が2個転がって出て来ました。点検中にからからと音がしたので、何かなと怪しんでいましたが、これでした。正体はしっぽの後ろの方に設置したバランスウエイトで、簡単にホットメルトで止めてあっただけだったので、外れたようです。
修理を終えて、足を付ける前に動作を確認するために通電してみました。動きます。体をゆするとしっぽまでゆらゆらと揺れます。へびみたいで気持ちが悪いので、早々に打ち切って足も付けました。リモコンでテストしてみました。デモモードというのがあって、一通りの動作をするようです。動画を添付しますのでご覧下さい。やはりどうもあまり気持ちのいいものではありません。ちなみに爬虫類はきらいです。